男性の自宅で爆弾の材料が見つけられた。この男性は外国人であるという。容疑者はタイ首都北部の家宅捜索によって発見された。タイ警察のプラウット・タヴォルンシリ報道官によれば、「当局は爆発装置の製造に用いられたと思われる材料を発見した」。
犠牲者の大半が外国人観光客だった。タイ国家警察のサミオット・プムパンムアン長官によれば、屋外の監視カメラによるビデオ録画がなく、捜査は困難になっているという。爆発現場のラチャプラソン交差点には20台のビデオカメラがあったが、うち15が機能していなかった。
先にタイの諜報機関は、事件の背後にはトルコのグループ「灰色の狼」がある、と示唆している。8月17日、タイ首都の中心部におけるテロで、犠牲者は20人、負傷者は170人以上となっている。