ザポロジエ州会議は先日、ポロシェンコ大統領および議会に対し、州に特別な地位を与えるよう請願書を送る決定を採択した。ポロシェンコ大統領はこれについて、1州に特別な地位を認めれば、他の州も主権を求めて次々に声を上げるだろうと懸念を示している。
これまでの報道ではウクライナでの世論調査の結果、78%の市民が国の非中央集権化に支持を示し手要ることが明らかになった。7月末、ウクライナ憲法裁判所は大統領の非中央集権化政権についての憲法修正案および、ドンバスの特殊な地位は別の法律で規定されることを見込んだ修正案の移行状態の規定は憲法に即していることを認める判決を下した。
憲法裁判所の肯定的な判決のあと、議員らは第1読会で最低226票を集めることができれば、憲法修正案を見直すことが可能となる。修正案の最終的な採択には、第2読会で憲法に定める300票の賛成が取り付けられなければならない。