ロシアに絶滅種のクローニングを行う研究所が登場

© Flickr / Tyler Ingramマンモス
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ヤクーツクに古生物学的標本を生化学的に研究する研究所がオープンした。

主な課題の1つは、識別可能なDNAを備えた生きた細胞を見つけること。換言すれば、クローニングのための素材を見つけることだ。専門家によれば、一番有望なのは厚い氷の中に取り残されたた動物の死体である。

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「マールィ・リャホフスキイで見つかった子マンモスのように、厚い氷の中に取り残されていたものが、いちばん保存状態がよい。あれを見つけたときはあまりの状態のよさにわが目を疑った。組織は赤色をしていた。体の周りの氷をピックで突いてみると、そこから暗赤色の液体が流れ出した。のちの調査で、それが血液だったことが分かった」。ヤクーツク・マンモス博物館のセミョーン・グリゴリエフ館長はこう述べている。

FederalPressによれば、2012年、ヤクーチヤのマールィ・リャホフスキイ島で、非常に保存状態のよい子マンモス(メス)が氷漬けにされているのが発見された。

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