2016年3月までを1年とする本年度予算からは2.2%の増額となる。
欧米のメディアによると、このままいけば安倍晋三氏が首相になった2012年12月以来、日本の軍事予算は4期連続の増額となる。それまで防衛費は11年連続で削減されていた。
予想される増額分の使途は、水陸両用軌道車AVV7、F-35戦闘機、V-22ティルトローター、無人機RQ-4グローバルホークの購入などとなっている。
さらに、個別の項目として、琉球諸島の一部である宮古島の基地拡張、奄美大島への基地建設などが挙げられている。
また、先に採択された日米新防衛大綱に基づき、日本政府は宇宙空間を米国と共同で監視するための施設の建設にも投資する計画だ。