東京五輪組織委員会、スキャンダラスなエンブレムを拒否と都知事

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2020年東京五輪組織委員会は特別会議を招集したなかで、盗作が疑われ、論議を呼んでいたエンブレムの採用を取りやめることを決めた。1日、東京都の舛添要一知事はこうした声明を表した。共同通信が報じた。

安倍首相はこの状況についてコメントしたなかで、

「組織委員会の方でさまざまな状況を判断したんだろうと思います。いずれにせよ、国民から祝福される五輪でなければならないと思っています」と語っている。

今回使用取りやめが決まった五輪エンブレムをめぐるスキャンダルは7月24日、東京都がエンブレムを公式発表した後、持ち上がった。このエンブレムを見たベルギー人デザイナーのオリビエ・ドビ氏が、自分が2013年、リエージュ劇場のためにデザインしたロゴに似ていると主張したことがきっかけ。ドビ氏のデザインではTの文字がジオメトリックに配置されており、東京五輪用のシンボルはこれに似通っている。

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