モスクワ時間7時19分の取引では、北海ブレント原油先物(10月限)の価格は1,22%下がり、1バレル48,59ドルとなった。またニューヨーク市場(MYMEX)で原油価格の指標的存在となるWTI原油先物価格は2,38%下がり、1バレル44,03ドルの値がついた。前日1日の取引では、両銘柄とも、価格が8%.以上下がっている。
同じく昨日、中国国家統計局は、8月の製造業購買担当者景気指数(PMI)を発表したが、景気判断の節目となる50を下回る49,7ポイントとなり、分析専門家の予想通り、3年ぶりの低水準となった。これを受けて、欧州時間1日の取引では、原油価格が一時4%超下落した。
なお今年7月には、PMI指数は50ポイントだった。一般に、50ポイントを越せば、ビジネス活動の積極性が高まり、それを下回れば活動は減速すると言われている。