JRSPは、ロシア産業家企業家同盟代表の全面的支援を受けながら、ロ日間の経済領域における共同行動拡大のため、昨年秋、特別に設立された会社だ。
すでに10年以上ロシアと仕事をし、政界・金融界にも知人が多い濱崎氏は、JRSPの前に掲げられた課題は、完全に達成されると見ている。氏の御意見を御紹介したい。
「私達の主要な課題は、日ロビジネスの発展を促す事であり、個人レベルでの文化交流を促進させる事だ。我々は、自分達を、2国間のビジネス・プロジェクトへの参加に関心を持っている日本企業と、ロシア産業課企業家同盟に属するロシア企業をつなぐ、何か鎖のようなものだととらえている。JRSPは、国内で情報の『窓』の役割を果たしつつ、同時に、ロシア・ビジネスに関心を向けている日本企業を支援する。
サンクトペテルブルグ国際経済フォーラムの枠内で行われた円卓会議の際、ロシア産業家企業家同盟のアレクサンドル・ショーヒン議長は、今年日本に大型代表団を派遣する意向を明らかにし『日本とロシアの実業界が、協力を積極的に発展させることに関心を抱いていると確信する』と述べた。
ロシア産業家企業家同盟の企業は、ロシアのGDPの60%以上を生産している。日本の経団連と違って、同盟は、国家機関と絶えず協同行動の状態にある。我々は、同盟のおかげでロシア側の近くにある。このことを顧慮して、我々は、日本の省庁と協力して行動している。その際、同盟も、我々に多面的な支援を与えている。例えば、同盟が提案している農業分野での日ロ協力プログラムについて言うとすれば、我々は、そうしたプロジェクトに関心のある日本企業を見つけ、リストを作成する。そして彼らをロシア側とつなげ、共同プログラムを実現させるのだ。」