中国の経済状況が、たとえば北海道銀行に直接影響を出すことはない。しかし元の下落で株価が落ちており、このことの影響は日本にも及ぶ。
「中国人観光客がたくさん北海道に来ている。これまで、円が安く、元が高かったためだ。中国人観光客の流入は北海道の経済にプラスの効果を持った。状況が変化した場合、中国人観光客の流れが減少すると懸念される」と同氏。
8月中旬、中国人民銀行は、元の対ドルレートを段階的に、1.9%、1.62%、1.1%減少させた。中国経済の先行き不安から上海証券取引所をはじめ、世界各地の証券市場で株価が値下がりした。