この契約により、メチェル社はJFEスチールに対し、毎年100万トンの石炭を送る。主に濃縮コークス用炭「ヤクトウゴル」およびエルガ炭田の濃縮コークス用炭が対象という。価格は市場に連動して変動する。
メチェルはJFEスチール以外の日本の大手鉄鋼企業にも石炭を供給する。
2013年、JFEスチールは、エルガ炭田産濃縮コークス用炭の最初の試験採掘炭を買い上げた。「JFEスチールは試験の結果、エルガ産石炭の品質を高く評価し、長期的な協力に関心を示した」とメチェル社。
メチェルは「信頼してくれたことに感謝したい。当社にとっては日本企業との間に結ぶ最初の長期契約である」とメチェル・マイニングのパヴェル・シュタルク社長。