それによれば「ロ日政府間委員会会議への参加及びラヴロフ外相との会談に向け、岸田外相の訪問時期は、合意されつつある」とのことだ。
先に貿易経済問題に関するロ日政府間委員会の共同議長を務めるイーゴリ・シュワロフ第一副首相は、リア-ノーヴォスチ通信記者に対し「政府間委員会の会議は、ここ数か月中に行われると期待している」と述べていた。
共同通信が先に伝えたところでは、日本政府は、メドヴェージェフ首相のエトロフ(エトゥルプ)島訪問に関連して、岸田外相のロシア訪問を延期する決定を下した。一方その少し後、ロシア外務省のマリヤ・ザハロワ報道官は「実際のところ、メドヴェージェフ首相の南クリル訪問により岸田外相のロシア訪問が取り止めになったというような、いかなる公式的な声明も、日本外務省は出していない。そうした情報は、マスコミの解釈によるものに過ぎない」と述べている。