署名したある組織のトップマネージャーは、取材に対し、次のように述べたー
「株主間契約に署名がなされた。『ガスプロム』以外に、Shell, OMV(オーストリアに本拠をおく石油関連事業の多国籍企業), E.ON(ドイツ・デュッセルドルフに本社を置き電力・ガスなどを供給するヨーロッパ有数の大手エネルギー会社)が署名した。またBASF/Wintershall やEngie.といった企業も加わった。
プロジェクトにおけるShell, OMV, E.O N そして BASF/Wintershall4社の分担分はそれぞれ10%、Engieは9%で、『ガスプロム』は51%を引き受ける。」
「ガスプロム」とE.ONはすでに、この問題及びエネルギー領域における今後の協力の見通しについて話し合った。
「ガスプロム」のプレスリリースの中では「ロシア産ガスのドイツ及び欧州全体の消費者への供給をより効果的にすることに、特別に注意が割かれた」と述べられている。