「戦没ソビエト兵士のオベリスク周辺で日本兵のものと見られる遺骸が見つかった。鑑定ののち、日本に返還される」とマルトフ氏。
手榴弾や薬きょう、マシンガン「マクシム」、ヘルメット、プレートその他の歴史的遺物も大量に見つかっているという。
調査はロシア国防省とロシア地理学界の合同でおこなわれ、クルバトフ灯台地区でキャンプが設営された。70人と装備10ユニット、Mi8およびMi26ヘリ、太平洋艦隊の補助船および水路測量船が参加している。
「捜索活動では少なくとも5台の装甲車が島から引き上げられる計画だ。昨日は太平洋艦隊の引き上げ用重機で日本の中型戦車「九七式中戦車」が引き上げられ、船に乗せられた」とのこと。
他にも第二次世界大戦中に製造されたソ連および日本の武器や航空機の中で歴史的価値があり、または再利用可能なものが引き上げられる予定だという。