楽団の行進や、野外演劇、名所めぐり、伝説的なロックバンドAerosmithのコンサートなどがある。
フェスのオープンは赤の広場で宣言される。レトロなスタイルで市の歴史を回顧する大規模なショーが行われる。あわせて目抜き通りのトヴェルスカヤ通りでは、クレムリン騎馬部隊および児童乗馬学校の参加のもと、「スパスカヤ・バーシニャ」フェスティバルの参加者を務める楽団の行進が行われる。
ルビャンカ広場では無料のコンサートが行われ、トリを伝説のロックバンドAerosmithが務める。ヴォーカルのスティーヴン・タイラー氏は、高さ35mのステージについて、「ハリウッド風のデコレーション」であるとし、ロシア料理が好きであることを告白した。
「おばあちゃんはドイツ人で、おじいちゃんはウクライナ出身だ。二人が会った時、ロシアとウクライナはひとつの国だった。おじいちゃんは自分のことをロシア人だと思っていた。僕はボルシチを食べて育った。ロシアの食べ物は大好きだ。今日も食べたい」とタイラー氏。
しめくくりには市内のあちこちで一斉に花火が上げられる。花火は22時半から数分間行われる。