日本のヤクザ分断で新たな犯罪シンジケートが形成

© Flickr / Ari Helminenヤクザ
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日本最大のマフィア・シンジケート「山口組」(2万3000人が属する)が排除されたのち、日本のヤクザに属する数千人が新たなシンジケートを創設した。当局は危機感を募らせている。影響力をめぐって組織間の抗争が起きかねない。AFPが伝えた。

山口組を追われた13組織のリーダーが土曜、神戸市で最初の会合をもった。読売新聞によれば、新組織を率いるのは人員2000人を数える山口組のリーダー。新組織にはヤクザ3000人が加入すると見られる。

13組織は73歳の山口組首領・司忍氏に不満を表明し、山口組を追われた。先に英「デイリー・テレグラフ」は、同氏は2005年に同組織に加入し、内部の規則を非常に厳格にし、一部の組織を優遇し、東京のかわりに日本の西部でビジネスを行なったため、一連の組織の首領から不興を買った、と報じた。

日本の菅官房長官は、政府はヤクザの分裂を関知しており、ヤクザの影響力排除に警察は全力を尽くす、と述べた。
山口組分裂でヤクザ間の抗争の危険が増しているため、日本の警察は47都道府県の警察組織の代表を集めて特別の集会を開催し、警戒を高めるよう呼びかけた。

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