報道によれば、この不思議な出来事が起きたのは、現地時間朝8時40分、火の玉の後には、煙の跡が残ったという。目撃者が撮影したビデオから推測すると火の玉は、地上から80から120キロ上空に出現した。
この現象は、タイ西部、特にカンチャナブリの住民も目撃した。現地当局によれば、氏の上空で航空機あるいはヘリコプターが事故にあったという、いかなる情報も届いていない。
新聞が引用したラジオJor Sor 100の情報では、火の玉は、隕石であった可能性もある。しかしバンコクのプラネタリウムの代表は「この時間帯に、隕石が落下したいかなる痕跡もない」と伝え「いわゆる宇宙ごみではないか」と推測している。
タイ国立天文学研究所のサラン・ポシャチナ副所長も「火の玉は、宇宙ごみだった」と見ているが「隕石落下説」も除外していない。
目撃者によって撮影されたビデオなどの資料は、研究所の専門家らが詳しく調査することになっている。