テレサ・メイ内相からは閣僚や王室メンバーの訪問予定地などの情報が狙われた。何らかの情報が盗み出された可能性もあるが、安全保障上の脅威はないとされる。閣僚らはパスワードの変更を含め、危機管理を強めるよう求められている。リア・ノーヴォスチが伝えた。
「イスラム国」は複数のハッカーを抱えていると見られるが、中でも有力とされていたレイヤド・ハン氏は英空軍によるシリア空爆で殺害されており、バーミンガム出身のプログラマー、ジュナイド・フセイン氏も8月末のシリア空爆で殺害されていると報じられている。
20歳のフセイン氏は「イスラム国」傘下のハッカー組織「サイバーカリフ国」のリーダーだった。同組織は米軍中央軍のTwitterおよびYouTubeアカウントへの攻撃を組織したことで知られる。