ロシア最北端の灯台に18年ぶりに明かりがともる

© Sputnik / Ramil Sitdikov北極海のノーヴァヤゼムリャー島のジェラーニエ(ロシア語で「願い」の意味)岬
北極海のノーヴァヤゼムリャー島のジェラーニエ(ロシア語で「願い」の意味)岬 - Sputnik 日本
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北極海のノーヴァヤゼムリャー島のジェラーニエ(ロシア語で「願い」の意味)岬にある灯台は、1997年から明かりが消えたままだったが、18年ぶりに明かりがともった。この灯台は、バレンツ海からカラ海に向かう船の安全航行のためには、欠かせないものだ。

国立公園「ルースカヤ・アルクーチカ(ロシアの北極)」報道部の情報としてロシアのマスコミが伝えた。

灯台の再開に向けて、専門家らは施設に、新しい照明設備、太陽電池、さらには光電池を取り付けた。それにより明るさが、ある一定のレベルまで落ちると、灯台に自動的に明かりが灯り、極圏の夜(日の出ない季節)の間中、働くことになる。

1956年に作られたジェラーニエ岬の灯台は、アルハンゲリスク州の最も北にある灯台で、ロシア全土でも最も北に位置する灯ものの一つだ。灯台は、岬の最先端にあり、切り立った岸辺から80メートルの高さに立っている。灯台自体の高さは13メートルで、金属製のかすがいによって連結された木製の角材と丸太が、その骨組みとなっている。

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