協議参加者らはドンバスの衝突ラインから口径100mm以下の兵器を引き上げることについて早急に合意を結ぶべきであることを確認した。ラヴロフ外相がベルリン交渉の総括として記者らに語った。
「いまミンスクで活動中の連絡グループの安保担当作業グループの枠内で口径100mm以下の兵器の引き上げに関する合意が討議されている。OSCE監視ミッションの代表者らに聞いたところ、合意案は90%用意できているという」とラヴロフ外相。
ラヴロフ外相によれば、地方選挙に関するミンスク合意規定の解釈をめぐる相違は克服可能なものである。
ラヴロフ外相は、協議参加者らはドンバスで和平合意が守られていることに満足している旨を述べた。
「停戦態勢がどうかこうか守られていることに我々は満足の意を示した。散発的な違反はあれど、全体として状況は肯定的に評価できる」とラヴロフ外相。