FEMEN、「自分の妻を殴る権利」をめぐるイスラム主義者の講演を妨害

© 写真 : RuptlyFEMENのチュニジアおよびアルジェリア出身メンバー、「自分の妻を殴る権利」をめぐるイスラム主義者の講演を妨害
FEMENのチュニジアおよびアルジェリア出身メンバー、「自分の妻を殴る権利」をめぐるイスラム主義者の講演を妨害 - Sputnik 日本
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パリ北西の郊外で土曜、女性団体FEMENのメンバー2人が、イスラム教指導者ナデラ・アブ・アナサ氏による「自分の妻を殴る権利」をめぐる講演を妨害した。サイトleparisien.frが伝えた。

Picture © Capucine Henry

Posted by FEMEN France on Sunday, September 13, 2015

FEMEN報道部によれば、演壇に半裸の女性活動家2人が踊り込み、講演は中断された。2人はチュニジアおよびアルジェリア出身で、イスラム教徒の家族で育ち、それぞれ25歳と31歳だという。

2人は講師からマイクを奪い、フランス語とアラビア語でスローガンを叫んだという。
「何人も私を奴隷化することはできない!」
「何人も私を支配することはできない!」
「私自身が自分に対する預言者である!」

警備員、会場の多くの参加者らは間髪入れずにふたりに駆け寄り、舞台裏へと追いやったが、ふたりはこの間もスローガンを叫び続けていた。

2人は警備員によって排除された。講演の演説者らは即刻退場を決め、FEMENのふたりは舞台から引き摺り下ろされ、殴り倒された。ふたりは現在、違反行為で逮捕されている。

FEMENは通常、注目の集まる場や市中でのイベントで抗議行動を行っている。最近ではバチカンでローマ法王のストラスブール訪問を行わないよう抗議し、欧州議会視察を取りやめるよう求めた。 

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