メルケル首相はシリア問題、また「イスラム国」の武装戦闘員に対抗する問題でもドイツは米国と同様、ロシアとも協力せねばならないと指摘し、こうした協力なしにシリアの危機的状況の解決方法は見出すことができないと語った。
独のほかの政治家らも同様の見解を支持している。キリスト教社会同盟のゼーホーファー党首もシュピーゲル誌からのインタビューに対し、「プーチン氏との相互関係なくしてシリアをコントロール下に置くことは不可能」と語っている。
シュピーゲル誌によれば、14日、キリスト教社会同盟はこの問題におけるロシアとの相互行動の道を探るため、話し合いを行なう。