EU理事会 ロシア及びウクライナ市民に対する制裁延長を承認

© AP Photo / Virginia MayoEU理事会 ロシア及びウクライナ市民に対する制裁延長を承認
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月曜日、EU(欧州連合)理事会は、ロシア及びウクライナの個人及び法人に対する制裁を2016年3月まで延長することを承認した。EU理事会は、これはウクライナの領土保全と主権の侵害に関係したもの、とみなしている。リア-ノーヴォスチ通信が、EUの消息筋の情報として伝えた。

消息筋は「決議は採択された」と述べた。

9月2日、EU加盟諸国常任代表委員会は、9月15日に期限が切れるロシア連邦及びウクライナの市民・法人に対する制裁の効力を半年、つまり来年2016年3月まで延長すると決めた。

先に消息筋が、リア-ノーヴォスチ通信に伝えたところでは、制限措置延長に関する決定は、全体会議での話し合いを経ずに、9月14日にEU理事会により採択される可能性があるとのことだった。

ロシアと西側の関係は、ウクライナ情勢に関連して悪化した。2014年7月末、EUと米国は、個人や法人に限った制裁措置を、ロシア経済の一定の部門に対する措置へと拡大移行させた。これに対し、ロシア側は、制裁導入国からの食料品の輸入を制限する決定を下した。そしてロシアは、今年6月、対ロ制裁延長に答える形で、食料品輸入禁止措置をさらに1年間、つまり2016年8月5日まで延ばした。

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