イラン原子力庁のアリ・アクバル・サレヒ長官は、国際原子力機関(IAEA)総会で演説し「イランは、中東地域でテロ組織への『補給』がなされる傾向を真剣に憂慮しており、『汚い爆弾』をテロリストらが使う危険があると警告している」と述べ、次のように続けた―
「イラン当局は、そうした兵器がテロリストらの手に渡り、彼らがそれを使う深刻なリスクが存在すると見ている。財政的あるいは物質的援助にかかわっている国々は、そうした問題が生じた場合、責任を取らねばならない。」
サレヒ長官の言葉にある「テロリスト」は、恐らく、ロシア連邦領内で活動が禁止されている過激派組織「IS(イスラム国)」のことを指すと思われる。2015年6月、オーストラリア当局は「IS」が大量破壊兵器の製造を可能にする放射性物質を所有しているとの情報を明らかにした。
オーストラリアのビショップ外相は「『IS』は、自分達が占領した都市の病院や研究実験組織で放射性物質を集めている」と述べている。