Independent、Washington Post、Weltといった各国大手メディアの合同インタビューで大統領は、ウクライナは国防のためにさらなる武器を必要としている、と述べた。
「なにも殺傷兵器を求めているのではない。ウクライナは工業先進国だ。武器なら自分で作れる。必要なのは純防衛的な、国防兵器だ。いま我々は効果的な国防システムを構築中だ。それをいま米国と話し合っているのだ」。Washington Postが伝えた。
「我々にとって、大西洋同盟を維持することは重要だ。また、ウクライナが言葉だけでなく実行を伴う支援を受けることが重要だ」とポロシェンコ大統領。
装甲車や砲弾捕捉用レーダーを含む米国からキエフへの軍事支援の総額は2億ドルに上っている。
クーデターによる新政権の承認を拒むドンバス地方住民に対する軍事作戦は1年以上続いている。国連の推計では、紛争が始まった昨年4月半ば以降、ウクライナ東部では7962人が死亡、17811人が負傷している。