最近、ロシア空軍に航空宇宙軍が創設された。ゴレンツ氏は、このような新たな試みとロシア軍の近代化についてコメントし、ロシア軍は質と量の向上に成功したとの考えを示し、「彼らが能力の差を克服したと述べることが物議を醸すとは思わない」と述べた。
これは、ロシア製の航空機や、十分に保護された領域を形成する能力にも当てはまるという。(ゴレンツ氏はその例としてロシアの西の飛び地カリーニングラード州やクリミアを挙げた)。ゴレンツ氏は、ロシア軍がこのような地域から、北大西洋条約機構(NATO)に加盟する複数の国の空域の一部を制御する能力などを持っていることを認めた。
ゴレンツ氏によると、米空軍は訓練の質を向上させる必要があるという。ゴレンツ氏は、「我々が、『冷戦』中に行ったような訓練を開始しなければならないことは明白だ」と述べた。なおゴレンツ氏は、軍事訓練計画の詳細については明らかにしなかった。