フランスとドイツは難民の受け入れ人数と期間に関する確固たる合意を主張したが、中央ヨーロッパの数カ国が割り当て人数受け入れの義務化に反対した。スロバキアのカリニャク内相はブリュッセルに到着した際に、「割り当てシステムは、受け入れ可能な解決策などではありえない」と述べた。反対派は、割り当て措置を導入することによって、欧州への難民流入がさらに増加するだけだと考えている。
なおドイツとルクセンブルクの代表者によると、緊急会議の参加者の大半が、提案されたこの計画に原則的に合意したという。同計画は、10月8日に開かれる次回の内相会議で最終決定されることに期待されている。