ザッカーバーグ氏はFacebookのヘッドオフィスでの記者会見で「ユーザーからはもうずいぶん前からdislike(和訳では「いやだね」「よくないね」「困ったね」など)ボタンの要望があげられている。今日はスペシャルな日だ。なぜなら我々はそのボタンに取り組んでいることを皆さんにお伝えできるからだ」と語った。
サイトに上げられたテキストや写真、コメントに対し、「いいね」ボタンで評価を伝えるというのはFacebook独自の特徴だが、悲劇的な事件など、このボタンの表現ではふさわしくない内容もある。
ザッカーバーグ氏は、このシステムはRedditの例に倣い、ポストの位置を上げる、または下げるために票を投じるものとなると強調。このほかにもFacebookの新たなツールは発表の内容に対するユーザーの感情を表すことができるようになる。
ザッカーバーグ氏は「全部の状況がよいわけではなく、難民の危機など悲しい内容や家族のだれかが亡くなったという知らせには『いいね』ボタンは押しにくい」と説明する。
ただしザッカバーグ氏は新たなボタンがどういったものになるのかについては言及しなかった。