移民の出身国内訳でトップはシリアでおよそ4万4千人、全体の3分の1を占めている。続いてアフガニスタンの2万7千人。今年1月から3月までの3ヶ月間ではコソボからの移民が最多でおよそ5万人にも及んだが、4月から7月までの時期では1万人にまで減った。
今年の初めからEU圏にはすでにおよそ50万人の移民が押し寄せており、毎日その数は数千人単位で増えている。一連のEU諸国への管理不可能な移民の流入を防ぐ目的でドイツ、オーストリアでは一時的にシェンゲン圏の国境管理が復活している。
欧州委員会は現在の移民危機は第2次大戦以来であるとの声明を表している。