グルジア軍の兵士(匿名)によれば、バチラシヴィリ氏は2006年から2010年までグルジア軍に勤務し、米軍の教練を受け、部隊の「スター」だった。
元グルジア軍人(やはり匿名)は次のように語っている。「彼はグルジア軍でよい訓練を受けた。米国はとてもよく助けてくれた。彼が米軍の一員としてイラクで戦争に参加しなかったのは、ただ彼のもつ経験がグルジアに必要だったからだ」。
なお、バチラシヴィリ氏は「イスラム国」の権力構造の中で高位を占めており、情報提供者は皆、自分の名前を明らかにすることに慎重である。
バチラシヴィリ氏はグルジア・オセチア紛争の終結後、武器の不法所持の疑いで15ヶ月間拘束され、軍との連絡は完全に途絶えた。同氏は2012年にグルジアからシリアに渡った。