「21日、ラヴロフ外相との会談が実施され、北方領土やウクライナ情勢など、幅広い国際問題が討議される」
「22日は第11回貿易経済問題露日政府間委員会会合が開かれる」と日本外務省。
先にロシア外務省も、岸田外相が今月20-22日の日程でロシアを訪問する予定であることを発表していた。両国外相は会談で、平和条約締結プロセスについても話し合う見込みだという。
「ロシア側は、日本が戦後の現実を認めることなしにはこの問題で前進することは不可能である、との立場を明確に打ち出している」とロシア外務省。
またロシア外務省は、「モスクワ会談が、日本がウクライナ情勢を理由に欧米の反ロシア制裁に加わって以来、両国関係が著しく悪化した中で、それでもともに関係を発展させていくための、よい刺激となるよう」期待する、としている。