目撃者によれば、金曜昼、2人の男性が階段に上り、落ちた。一人は頭を打って昏倒、のち病院で死亡した。もう一人は足を怪我しただけで済んだ。BBCが報じた。
日本大使館も通知を受け取った。外交・警察が捜査を行っている。
セルフィーで落命するケースは多い。絶景を背景に自分の写真を撮ろうとして、人は水死し、轢死し、雷に打たれ、崖から落ち、意図せず自らの喉を撃ち抜いてしまう。
こうしたケースが引きも切らないので、社会団体「安全のために」は今年6月、ロシア教育科学省に対し、教育現場でセルフィーの危険を教えるよう請願した。モスクワの学校では今学期以降、セルフィー講習がカリキュラムに取り入れられた。