主要なライバル政党である新民主主義党は、得票率28,1%で、第二党となり、75議席を得た。なお、これに続き極右政党の「黄金の夜明け」が、ほぼ7%の票を得、第三位に入り、18議席を得た。
その一方で、急進左派連合から離脱した与党議員たちが旗揚げした「国民連合」の得票率は、2,9%に留まり、議席を獲得できる条件である3%をクリアできなかった。ツィプラス前首相の政策転換をめぐり、ラファザニス元エネルギー相ら25人の議員が、与党急進左派連合を離党した事が、前首相が今回の期限満了前の議会選挙に踏み切る大きな理由となった。