2013年、中国は新たな経済発展戦略を発表した。「一帯一路」と呼ばれるもので、インフラ建設および、ユーラシア諸国との関係確立を目指すものだ。新戦略は、シルクロード経済ベルトと海のシルクロードという二つの主な方向性をもつ。
現在、中国政府は、段階的に国際的な投資家に対して市場を開く政策をとっている。
「3年がかりで貿易価格設定のメカニズムを確立した。正式には2ヶ月以内にスタートする」とヤン代表。
メカニズムの確立は、国際貿易へのアクセスを開くことを目的としている。新プラットフォームの国際サービスセンターが新シルクロードに沿った諸国で開かれ、諸国の市場を統合し、取引所の投資家をサポートするために役立てられる予定。
2013年、渤海原料取引所は、人民元建てでクロスボーダー取引を行う許可を政府から受けた最初の取引所となった。取引所は、中央政府直轄市の天津に位置している。2009年に石油や石炭の取引を開始、現在は金属、農産品など約70品目が取引されている。