同紙はアフガンでの勤務経験をもつ複数の米兵の証言をもとに、同盟国であるアフガニスタンの兵士たちが未成年に性犯罪を行っている実態を報じている。米軍指導部は部下に対し、「たとえアフガン兵が基地内で少年に暴行を加えたとしても口出ししないように」と命じているという。
児童の性的虐待に苦言を呈した若干の米兵はいじめにあい、迫害され、ついには軍を追われた。伍長だったグレゴリー・バークリー氏はこうした事態を問題化した挙句、殺害されている。
「アフガン兵および警察による児童への性犯罪はアフガンの内政問題であり、刑法の管轄だ。米軍が口出しすることではない」。米軍大佐ブライアン・トリブス氏のこうした言葉を同紙は紹介している。