露日が商品供給の通関簡素化の問題に取り組む

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ロシアと日本は互いの商品供給のため、いわゆる「緑の回廊」を組織する問題に取り組んでいる。ロシア経済発展省のスタニスラフ・ヴォスクレセンスキー次官は第11回露日政府間貿易経済問題委員会の会議を総括し、記者団に対し、こう語った。会議はロシアのイーゴリ・シュヴァロフ第1副首相と日本の岸田外相が共同委員長を務めて行われている。

「日本側は我々に対し、様々なフィールドで具体的ではないものの通関プロセスの改善を行いたいという意思表示をしてきた。そこで我々は、ロシア連邦通関庁がかつて提案していた特別な『グリーン・コリドー(申告なしの通関)』を組織するというテーマに立ち戻った。」

ヴォスクレセンスキー経済産業次官はこれについて、露日の貨物輸送に関する両サイドからの通関手続きの緩和を示すと確認している。

このほかにもヴォスクレセンスキー次官は、日本政府はあえて日本の実業界のロシアとのコンタクト拡大を図る構えだと指摘した。

会議では農業問題が詳細に取り上げられ、ロシアの農産物の日本市場への参入および、ロシア、日本、また第3国の農産品を販売する目的での合弁プロジェクトの実現のために日本の投資家が極東を優先とするロシアへ参入する問題が討議された。

会議では両国の政治問題の解決のために両国間の経済協力の基盤を著しく拡大する必要性が強調されている。

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