ウェブサイト「ビジネスインサイダー」によると、複数の契約からなる今回の合意は、その航空機の納入数で、中国企業と旅客機製造メーカーが締結した契約の中で過去最高だという。
合意によると、ボーイング社は中国に受注したナローボディーの737型機を250機、ワイドボディ機を50機納入する。
またこれとは別に23日、中国のリース会社ICBCリーシングは、カタログ価格で28億8000万ドル相当のボーイング737-800を30機購入する契約を結んだことを認めた。
先に通信社ブルームバーグは、ボーイングが中国に同社737型機の製造工場を開設する可能性について調査していると報じた。ボーイング社の状況に詳しい消息筋によると、ボーイング社は中国の工場で、旅客機の塗装など、組み立てに関する最終作業を行う計画だという。