極東・バイカル地方発展基金のチェクンコフ総裁は先に、「中国人は平均してロシア旅行で一日1200ドルを使う」と述べている。
コルネーエフ氏によれば、中国および欧州のツーリストらはロシアの文化やロシアの小さな町に非常に興味をもっている。「彼らはロシアらしさやロシアの歴史が色濃く残っている場所に惹かれるらしい。大都市やグローバルな中心地にもそれらはあるのだが、あり方がやはり違う。黄金の環やヤロスラフ州の小さな町、たとえばムィシュキンやウグリチなどに旅行者人気が集まっており、観光客が足を運ぶようになっている」とコルネーエフ氏。
ロシアのツアールートは既に外国のライバルになっている。「ツーリストたちはロシア料理をたべ、フォークロアの祭典を見て、歴史的伝統について知識を深めている。今年、ロシアの国内観光は20%成長した。しかし総括にはまだ早い」とコルネーエフ氏。