「観光産業の発展を阻んでいる諸問題が解決され、ロシアの観光産業が日本市場に十分進出できていない現状が打破され、十分な宣伝キャンペーンが行われたなら、2020年までに日本人30万人がロシアを訪れるだろう」とハダ氏。なお、ハダ氏によれば、いまロシアで一番人気なのは極東地域で、ロシアを訪れる日本人旅行者の3分の1が極東を訪れているという。
ハダ氏はまた、東京五輪が行われる2020年にかけて、日露間の観光分野の関係が「十分に成熟し、大規模プロジェクトが成長していき」、日本にもまた年間30万のロシア人が訪れるようになることを願う、と述べた。
東京で金曜、毎年開催される「ツーリズムEXPOジャパン2015」がスタートした。今年は観光部門の1100企業が参加し、ロシアを含め世界140か国から代表団が参加するという。金曜はロシアのマーケティングセンター「ヴィジット・ロシア」がプレゼンテーションを行った。