Siriは、メルケル首相について「嘘つきで、米国の奴隷である」と答えたという。
ドイツの週刊誌「デア・シュピーゲル 」によると、Siriはアンゲラ・メルケル氏をアンゲラ・フェルケル(ドイツ語でフェルケルは子豚を意味する)と呼び、その人物は「ドイツの嘘つき、かつ米国の奴隷である」とし、「(残念ながら)2005年11月22日からドイツの首相を務めている」と答えたという。
「デア・シュピーゲル 」は、原因について、アンゲラ・メルケル氏に関する「ウィキペディア」のドイツ語の記事が先に編集されたことによって、このようなことが起こったと説明している。アンゲラ・メルケル氏に関する「ウィキペディア」のドイツ語の記事で、名前と職歴が修正されたという。Siriは、音声による質問を処理して、ウィキペディアの記事を伝えただけだったというのだ。
しかし、SNSでは、センセーションが巻き起こった。ユーザー名Svenさんは、「オーケー、Siri。僕は全部分かったよ」と書き込んだ。
Ist ok Siri, ich habs verstanden. #merkel pic.twitter.com/ozQd4ZOAYH
— Sven (@Ser0ven) 25 сентября 2015
またブレーメンに住む女性マレイケ・マイヤーさんは、「今日、私の他にアンゲル・メルケルについてSiriに質問した人はいますか?私は質問してみたわ」と書き込んだ。
Hat heute schon mal jemand siri nach Angela Merkel gefragt? Ich schon. #NoFake pic.twitter.com/xsVtsF9R9M
— Mareike Meyer (@SnapMotionHB) 25 сентября 2015