ロウハニ大統領は、次のように語った‐
「私は、現時点では全ての人が、アサド大統領が政権に残ることに賛成していると考えている。我々はこのような形で、テロリストたちに対抗することができるようになる。現政府を強化する以外に、我々に方法はない」。ヤフー・ニュースが報じた。
ロウハニ大統領は、「イスラム国(IS)」などのテロ組織との戦いを、優先課題であると指摘する一方で、「これは、シリア政府が改革を必要としていないということではない」と述べ、過激派との戦いで著しい成果がもたらされた時、この問題に立ち戻ることができる、と指摘した。ロイター通信が伝えた。
ロウハニ大統領はまた、シリアに関するロシアとイランの立場は、「事実上、一致している」と語った。ロシアのマスコミが伝えた。ロウハニ大統領によると、ロシアのプーチン大統領は、ロウハニ大統領に個人的に、ロシアがシリア政府へのサポート強化を含む、シリアにおけるテロとの戦いにより集中して取り組む意向であることを伝えたという。
26日、ロシアの複数のメディアは、軍事・外交筋の情報として、ロシア、シリア、イラン、イラクの4カ国が、イラクの首都バグダッドに、ISと戦うための共同センターを設置すると報じた。ロシアのラヴロフ外相は、センターの設置について、ISとの戦いでロシアがパートナーと行動連携するためのものだと説明した。