2013年5月、メキシコ首都のバーを訪ねた16歳から34歳までの男性7人と女性5人が行方不明になった(残り1名については未詳)。監視カメラによる映像をみると、バーから連れ出された男女の一部が近くに停めてあった車に乗せられている。この際、暴力が振るわれた形跡は見られない。
3ヵ月後、市の郊外で、男女の遺体がひとまとめになっているのが発見された。犯行の数日前に別のバーで麻薬の売人が殺害されたことへの意趣返しであると見られる。
当局によれば、2007年から2015年までに、メキシコでは2万5000人が行方不明になっている。Yahoo Newsが伝えた。