またウクライナ大統領報道部が伝えたところでは、安倍首相は、平和調整のためポロシェンコ大統領が払っている努力をしかるべく評価し、そのコンテクストの中で「ミンスク合意に代りうるものはない」と指摘した。
安倍首相は又、ポロシェンコ大統領に対し「日本政府は、ドンバスでの選挙の結果を認めていない」と伝えた。
一方ポロシェンコ大統領は、日本がウクライナの経済状況安定化と、改革及び重要なインフラプロジェクトの実現のために大規模な財政援助をしている事に感謝の言葉を述べた。
さらに安倍首相とポロシェンコ大統領は、ウクライナと、来年1月1日から日本が議長国を務めるG7の協力について討議した。
なお双方は、来年ウクライナ大統領が日本を訪問する事で合意した。