これ以前に、アメリカの新聞ニューヨークタイムズは、ロシアの、近東にテロ集団イスラム国に対抗するための調整センターを創設するという計画についてコメントをした。このイニシアティブについては国連総会での演説の前日、アメリカのテレビ局CBSとPBSに出演しインタビューをおこなった際、プーチン大統領によって事実上、支持されたものである。
アメリカのケリー国務長官は、日曜日のラヴロフ外務大臣との会談の中で、イスラム国との戦いにおいては、力や努力をもっと統合的に働かせなければならないと述べた。しかし反イスラム国のアメリカの首脳部は、そのような調整センターを創立することは許可されないものだと述べた。ニューヨークタイムズの意見によれば、ロシアの、シリアにおける軍事的・政治的影響がどんどん大きくなっていることは、アメリカにとって予期しないものである、ということだ。