経済産業省が発表した事前データによれば、8月の鉱工業生産指数(2010年=100、季節調整済み)速報値は前月比0.5%低下の97.0だった。なお7月は0,8%.の低下だった。分析専門家らは、中央値として1%の上昇を見込んでいた。
専門家は、日本国内の消費者支出の冷え込み及び輸出の不振を背景に、商品や材料のストックが急激に増えており、日本が再び不況に陥るのではないかと懸念している。
Capital Economicsのエコノミスト、マルセル・テリヤン氏は「景気回復のスピードが失速した」と指摘し、Mizuho Securities, SMBC Nikko Securities そしてNomura Securities,の専門家と同様に、7月から9月期の日本のGDPが減少する恐れもあると見ている。