日本の大学、世界大学ランキングでアジア主要大学の首位を失う

© 写真 : Mayfan東京大学
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英国のタイムズ紙の高等教育情報誌「タイムズ・ハイヤー・エドゥケーション(THE)」が発表した世界大学ランキング2014-2015で、アジアの最優秀大学にシンガポール国立大学が選ばれた。これに対し、今まで首位を保っていた東京大学は著しくランクを下げている。今年のランキングは今日、10月1日にTHEの公式サイトで明らかにされている。

アジアの主要大学ベスト3に入ったのは、1位がシンガポール国立大学(世界ランキングでは26位)、2位が北京大学(42位)、東京大学は3位となった(43位)。

日本の大学は今年、かなりランクを下げている。世界のトップ50入りを果たしたのはわずか東大だけで、それも20位もランクを下げた。他に京都大学が世界ベスト100校に88位でようやく入っているだけだ。

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日本の大学がライバルに大きく座を譲っていると判断された一番の理由は在籍する外国人学生の数の少なさにある。これはつまり国際的な学習、学研プロセスに日本の大学が参加する度合いが弱いことを示している。

ロシアの大学は逆に今回ランクを上げた。モスクワ大学は35位上昇し、161位につけた。モスクワ大学が最も目覚しい成長を遂げたのはティーチングのカテゴリーが高得点を獲得したため。今までの55.9点が75.4点にまで上げられたため、これがランクを24位も引き上げた。

モスクワ大学に次にはピョートル大帝記念サンクトペテルブルグ総合技術大学が続き、201-250位のグループに入っている。ロシアの大学でランキング入りしたのは13校。

世界大学ランキング首位は米英の大学が占めた。1位はカリフォルニア工科大学、2位はオックスフォード大学とスタンフォード大学など。

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