リ・スヨン外相は、次のように発言した―
「朝鮮民主主義人民共和国政府は、朝鮮半島における戦争や紛争阻止のために建設的対話をする用意があるが、それは、米国がマスコミを通じ誰かの挑発について主張せず、現行の休戦合意に代え、完全な平和条約に調印して初めて可能となる。これが、我々が為しうる最高のバリエーションであり、我々がここで提案できる最高の解決策である。
我々は、国連安保理事会の側から禁止されてはいるが、衛星打ち上げの権利を、あらゆる手段によって断固守り抜くだろう。
我が政府は、国の尊厳を守り通し、平和的な衛星打上げに対する不公正な行為に、今ある防衛手段すべての助けを借りて、力強く答える覚悟に満ち満ちている。」
国連安保理事会は、北朝鮮がそれに核弾頭を搭載したり、それを軍事目的に利用するのではないかと懸念して、北朝鮮に対し、大陸間弾道ミサイルの開発と打上げを禁止している。また安保理事会は、制裁措置を導入し、北朝鮮当局が、核開発計画を放棄するよう圧力をかけている。
北朝鮮のリ・スヨン外相は、一般討論演説の中で、さらに次のように強調した―
「我らの宇宙開発は、平和目的のものであり、それを行う事は、主権国家の合法的権利である。一方核実験は、米国の敵対的な政策や核の脅威に対抗するための自衛措置である。」