エヴクロフ首長は「スプートニク」に、次のように述べた-
「我々は中国企業に対し、有害な物質によって汚染させないという条件のもとで、温室栽培用の土地を割り当てた。また我々も自ら有機野菜や果物を栽培して中国へ供給する。我々と中国の最大のプロジェクトは、中国やトルコの製品が集まる流通卸センターをつくることだ。イングーシは、カフカスの中心に位置し、地理的に有利な場所にある。物的流通には、非常に便利だ。なお、外国投資が占める割合はまだ11パーセント超だが、少なくとも、文字通り4年前は、外国からの投資がたったの0.5パーセントだったため、進歩が見られている。プロジェクトや合意への調印を考慮した場合、我々は、外国投資の割合が約25パーセントになると考えている。我々は中国のほかにトルコ、イスラエル、韓国、イタリアなどとも積極的な協力を行っている。主な協力分野は、農業複合体だ。その他にも、農業や秩序の維持、また非常事態省をサポートするためなどに、イングーシ共和国で多目的無人機の組み立てを行う意向だ」。