「シーメンス社はロシア市場に非常に長期間存在しています。160年を越えています。我々はこの市場をよく知っていますし、ここの人も、それが何を欲しているのかも知っています。我々の活動は会社のすべての部門にわたります。輸送、特に鉄道ですが、それに機関車、列車の建設、電気、健康保健とどの分野でも活発に展開しています。」
「ウラルでは世界で最も進んだ機関車を作っており、列車『ラーストチカ(つばめの意)』を製造しています。またヴォロネジでは電気の強力なクラスターをもっています。2ヶ月ほど前、我々はガスタービン製造工場をオープンさせました。我々はロシアでの事業展開を進めています。」
「(経済的な面では)今はどこもきつい時代で、これはロシアに限りません。ロシアでは多少複雑なのは、ここでは石油ガスにかなり依存しているからです。ですが我々の(メドヴェージェフ)首相も指摘したように、今年のロシアの予算では石油ガスに依存する部分は昨年に比べて減っています。これはよい指標です。経済におけるあらゆる困難にもかかわらず、我々は良い方向への変化を眼にしています。」