「クラスハ4」に似た移動ステーションが、ロシア軍のTV「ズヴェズダー(星)」で放映された。画像は、シリアのフメイミム空軍基地にロシアのスホイ25型機が着陸する様子を撮ったものだが、その背景に「クラスハ4」に特徴的なアンテナ装置のある軍用車が映っている。
At #Syria-#Russian airbase: Krasuha-4 Blocks spy satellites, ground-radars & airborne systems http://t.co/Kl5Bp3nicI pic.twitter.com/0JpExMCx6P
— Peter Spina (@goldseek) 5 октября 2015
対電子戦用に使われる最新鋭の移動ステーション「クラスハ4」は、ブリャンスクで製造されているもので、偵察機や無人機、航空機搭載レーダーに対抗できる能力を持っている。
これに先立ち月曜日、新聞「The Financial Times」は、シリアにおけるロシアの活動の積極さは、この国に飛行禁止ゾーンを設けようとする米国の計画実現を阻んだ、と報じた。