ロシア語のインターネット空間ではシリアの戦地へと義勇兵として志願するための問い合わせ件数が増えている。ロシア語検索サイト大手の「ヤンデックス」が単語検索した結果、9月だけでも「シリアへ義勇兵召集」で389件、「シリアへ義勇兵として行くには」で281件、「シリアへの義勇兵、申請先は」で115件列挙されており、9月一月だけでも「ヤンデックス」では「シリア、義勇兵」のテーマで2千件の検索があった。この数は前月の8月では10分の1の約200件だった。
このほかシリアへ行くロシア人義勇兵への給与と義勇兵志願登録の仕方を尋ねた件数も増えている。
ロシア語インターネット空間では全体としてシリアでの戦争のテーマがより関心を惹いている。ここ1ヶ月で「シリア」というワードでの検索は130万件、「シリア最新ニュース」で探した件数は8万9千件、「シリア、地図上で」が7万1千件、「シリアの戦闘行為」では1万2千件だった。
ロシア国防省はシリアで行動できるのは契約を交わした義勇兵のみだと約しており、外国で軍事作戦への召集を行なわれることはない。