順天堂大学付属訓練センター ロシア製機器を装備

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日本で最も長い歴史を誇る医科大学の一つ、順天堂大学は、付属する「シュミレーション技術センター」にロシア製の機器を取りつけた。順天堂大学の新井一(ハジメ)医学部長が、リア-ノーヴォスチ通信記者に伝えた。

新井医学部長は、次のように述べた―

「すでに、ロシア製のシュミレーション機器が、センターに取りつけられた。そこでは、外科医を目指す学生達が、様々なタイプの手術の腕を磨く事ができる。今は5台だが、年末までに、同様の機器をさらに7台装備する計画だ。」

新井医学部長は、ロシア製機器を選んだ理由について「これを使って治療技術訓練ができるだけではない。ソフトウエアとトレーニングの開発が、患者の安全性と治療の質向上の重要性を全体的に理解した上で、行われているからだ」と説明している。

このロシア製のシュミレーション機器は、タタルスタン共和国の首都カザンにある「エイドス-メディツィナ」が製造したものだ。これらは、訓練用のもので、麻酔に向けた準備や外科手術、麻酔や手術後の措置の技量を高めるために使われる。

水曜日、順天堂大学では、センター開所式が執り行われた。今年4月からの学習年度中だけで、ここでは、1620人の医学生や新米医師、医療専門家のトレーニングが行われる。そして来年からは、ここで、順天堂大学に付属する6つの病院の、3100人以上の職員も学ぶことになっている。

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